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【活動報告】イコウェルすみた展示棟見学会『住田型木造仮設住宅(展示棟)見学会』を開催しました

2024年11月24日

11月5日が津波防災の日であることをうけて、2024年11月24日(日)に、イコウェルすみた展示棟見学会『住田型木造仮設住宅(展示棟)見学会』を開催しました。


震災後、住田町の仮設住宅でコミュニティ支援を行っていた一般社団法人邑サポートのご協力のもと、「展示棟」見学会と、新企画「災害支援シミュレーションゲーム」をお披露目しました。


「展示棟」見学会では、当時仮設住宅で暮らしていた方の参加があり、通常は有料の邑サポートによるガイドだけでなく、かつての居住者からの思い出話等の話題提供もあり、内容の濃い見学会となりました。



今回、お披露目した災害支援シミュレーションゲームは2種類。イコウェルすみたの前身、仮設住宅本町団地をモデルに、一定の土地に仮設住宅の配置を考えるゲームと、災害ボランティアの心構えや考え方を学ぶゲームを行いました。


100分の1スケールの木造仮設住宅模型を17個(本町団地にあった仮設住宅の戸数)、地図上に並べながら、どのように配置すれば、生活の不便や不公平感をなくせるか、などを考えていきます。当時の画像を見ながら、実際に団地内で起きたトラブルや場の使い方の変化などの説明もありました。



次のゲーム「災害ボランティアあなただったらどうする?」は、災害ボランティアに参加した際に起きる様々な場面に置かれたときに、どのように判断すればいいのか、を考えてみる二択クイズ形式のゲームです。参加者同士で選んだ回答の理由等を発表し合いましたが、その時々の状況や関係性などで、対応が変わることが多々あるので、正解というものがないことを共有しました。



参加形式の新企画をお披露目しての今回の「展示棟」見学会でした。参加者からは、ガイドの話を聞くだけでなく、手を動かしながら、や、自分で考えてみる、といった企画があることで、自分事ととしてとらえることができた、より深く知ることができた、といった感想をいただきました。

邑サポートの皆様も、今回の企画をよりブラッシュアップさせて、また開催したい、との意気込みをいただきました。


次回の「展示棟」見学会は、3月11日前後に開催予定です。公式webサイトや公式SNS等でお知らせいたしますので、興味のある方は情報をチェックしてください。




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