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【活動報告】住田町立有住小学校5年生が震災学習のため展示棟を見学しました

2023年11月5日

本日11月5日は津波防災の日ですね。


令和5年11月1日に、有住(ありす)小学校5年生がイコウェルすみたにある展示棟を見学しました。

震災当時まだ生まれていなかった生徒たちは、東日本大震災津波伝承館(陸前高田市)を事前に見学してから、来所されました。


ガイドは、一般社団法人邑(ゆう)サポートの奈良さん。小学生に話すのは初めてということで、試行錯誤しながら作成した紙芝居で、まず前提となる予備知識を話します。



その後に、木造仮設住宅を本設化した展示棟を解説します。








奈良さんから、仮設住宅建設に至った経緯や仮設での当時の暮らしぶり、国内外から集まった支援、など、当時を知らない生徒たちにとっては初めて聞く話がたくさん伝えられました。生徒たちはタブレットで記録しながら、真剣に耳を傾けていました。




展示棟の見学後、「津波の直接的な被害はなかった住田町だが、生活圏も文化圏も同じくする気仙の沿岸部をすぐさま応援、支援した住田町の人は強く、優しいと思います。」と奈良さんは締めくくりました。

仮設住宅に住んだことがある、見たことがあるという生徒がわずかにおりましたが、地元の取り組みの詳細を現物を見ながら知ることができた生徒たちには、新鮮な驚きとともに強く印象づいたようでした。


今後も各学校と連携しながら、児童、生徒への震災学習の機会を作っていきたいと思います。


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