2024年10月30日から3日間、日本電気株式会社(NEC)レジリエンス事業部門の皆様がワーケーションで住田町にお越しになりました。
NECの皆様は、東京都港区が実施している「連携自治体ワーケーション促進事業」を活用し、住田町のワーケーションプログラムに2泊3日で参加されています。(促進事業の経緯はコチラ)
防災DXや消防に関する部門の皆様で、震災や土砂災害等の防災・減殺や対策について、住田町や沿岸部での取り組みを視察しながら、その他体験プログラムと、通常業務を行う、という3日間のワーケーションです。コーディネートは「おとりもち」にお願いしました。
初日は、住田町の基幹産業である林業や、山で起こりうる災害とその対策、等について、吉田樹苗代表吉田さんと町林政課及川さんのお話を伺いながら、現場である山を歩きました。管理されている山とされていない山の両方を見て、如実にわかる大きな違いに驚きながら、木を育てる作業が、山の保水や防災にもつながっていることをお話しいただきました。
通常業務のために、イコウェルすみたオフィス棟に戻りましたが、通常業務に入る前に、スウェーデン生まれのウッディースポーツ「KUBB(クッブ)」を体験してリフレッシュ。初体験の皆様でも、投げるたびにコツをつかみ、みるみる上達していきました。
通常業務の合間の気分転換にも良いそうで、毎日かわるがわるカストピンナ(丸棒)を投げて楽しまれていました。来年のクッブ・ジャパン・オープンへの参加、お待ちしております!
二日目は、震災に関して、陸前高田市の東日本大震災津波伝承館を見学し、その後、イコウェルすみた展示棟のガイドを聞いていただきました。仮設住宅建設、後方支援、コミュニティ支援の様子について、当時を振り返りました。広葉樹の育苗である「なえうぇる」の取り組みも、山の防災を意識していることをお伝えいたしました。
住田町では15時になると町内放送でラジオ体操が流れます。通常業務に入る前のタイミングでちょうど流れてきたので、皆で体操していただきました。
最終日は、3日間の体験やワーケーションプログラムを振り返りと意見交換会、世田米のまち歩きを行いました。体験プログラムや業務を行う環境等に対して、参加者目線の貴重なご意見をいただきました。見落としていたことや働き方の違いによるミスマッチなど、多くの気づき、改善策を提供くださいましたので、プログラムをブラッシュアップさせていきます。ありがとうございました。
天候にも恵まれた3日間となり、皆様もリフレッシュできたのではないかと思います。KUBBも非常に気に入っていただいたようでうれしい限りです。 このつながりが今後にもつながることを楽しみにしております。ぜひまたお越しください。
住田町でのワーケーションや研修をご希望の方、下記の記事も参照しながら、お気軽にご相談ください。