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【活動報告】「ラーケーション」で愛知県からお越しになられました

2024年7月12日

本日、愛知県にお住いのご家族が、「ラーケーション」という制度を使って、来町し、イコウェルすみたを見学しました。


みなさまは「ラーケーション」をご存知でしょうか。

愛知県が全国に先駆けて、2023年9月より始めた制度で、小中高生とその家族を対象に、「未来につながる家庭での主体的な学び・体験的な学びを応援するために、子供の学び(ラーニング)と、保護者の休暇(バケーション)を組み合わせた、平日だからこそできる学校外での学習活動」のことです。「校外での自主学習活動であるため、子供は学校に登校しなくても欠席とはならず、「出席停止・忌引等」と同じ扱い」となるそうです。


制度の詳細はウェブサイトをご覧ください。その他、大分県別府市や茨城県、栃木県日光市、沖縄県座間味市でも導入されており、徐々に拡がりを見せています。


さて、お越しのご家族は、南海トラフ地震の発生の可能性が高まっている近年、発災後の不安を少しでも解消しておきたい、という思いから、東日本大震災での経験や教訓を学びに来たそうです。隣近所とのコミュニケーションが希薄な都市部では、災害時の共助、公助があるのか、ないのかもわかりにくい状況だそうで、自助もどうすればよいか、今回学んでいきたい、とのことでした。3泊4日の行程で、住田町を拠点に陸前高田市や花巻市を見学しながら、じっくりとこれらの地域を見て回るそうです。


実は、お父さんが昨年度のJMAM主催のラーニングワーケーションに参加しており、住田町をはじめ、気仙地域を見学した結果、家族にも見せたいという思いで、今回の来町につながりました。非常にありがたいつながりが生まれました。


東日本大震災から13年が経ちましたが、今の20代、30代は震災当時とはライフステージが変わったこともあり、震災の教訓等が改めて必要とされるタイミングがやってきた、ということなのでしょう。こうしたニーズに少しでもお応えできるよう、お手伝いしていきたいと思います。





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開館時間

10:00~18:00

​休館日

月曜定休、年末年始

料金

見学・共用棟の通常利用無料
※共用棟の貸切利用・オフィス棟・滞在棟は有料となります

​住所

〒029-2311岩手県気仙郡住田町世田米字本町31-2

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