2025年9月6日(土)に、ある仕事に将来就くことを目指している地元高校生と、その仕事に就いている社会人とをつなぐ新企画「こんにちは、先輩! in イコウェルすみた」を実施しました。
イコウェルすみた開所以来、「キャリアトーク」、「すみた仕事図鑑」など、高校生や大学生をはじめとする若年層向けに、仕事内容の紹介や社会人のキャリア、働き方、等に関するイベントを開催し、仕事や働き方に関する情報提供をしてきました。開所3年目となり、上記イベントの開催や施設利用を通じて、多くの社会人とのつながりができました。一方でイコウェルすみたを利用する高校生、大学生も増えてきましたので、「仕事」という点で、両者をつなぐ機会を増やしたいと考え、利用者個別の要望、相談にも対応していきたいと思います。 第1段として、今回、2組の高校生と社会人をつなぐことができました。
1組目は、「看護師」を目指す高校3年生と、静岡県在住で「まちの減災ナース」としても活動する看護師を、オンラインでつなぎました。看護師の方は、看護師として減災の取り組みをする中で、東日本大震災のことを知るために、震災伝承施設第三分類65施設(2024年当時)全てを見る旅の途中で、イコウェルすみた展示棟にお越しになりました。
災害支援や高齢者看護などに関心のあった高校生からは、現場の具体的な活動の様子や考え方、必要な事など、多くの質問が出され、活発な情報交換が行われました。
2組目は、「キャリアコンサルタント」を目指す高校3年生と、昨年度の「キャリアトーク」に参加してくださった町在住のキャリアコンサルタントとをつなぎました。
ハローワークでのインターンシップを経験していた高校生も、その仕事の内容、活動範囲、対象範囲が、想像以上に広い仕事であることを教わり、驚いておりましたが、仕事のやりがいをさらに感じているようでした。
社会人の方々には、ご多忙のところ多大なるご協力の元、実現した今回の企画ですが、高校生にとっては、それぞれの仕事に対して、多くの気付きがあり、かなり解像度が上がり、今後のモチベーション向上にもつながったのではないでしょうか。改めて、ご協力いただきありがとうございました。 利用者の方々で、なにかの「仕事」の内容やその仕事に就いている方に関心がある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。できるだけおつなぎできるようにしたいと思います。