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【活動報告】オープンイコウェル開催しました!

2025年6月30日

2025年6月28日(土)、29日(日)の両日、町制施行70周年、開所2周年を記念したオープンイコウェルを開催しました。

梅雨空を想定していましたが、両日とも梅雨明けしたかのような晴天で、しかも真夏日という6月とは思えぬ好天でした。そんな中、参加いただいた皆様、登壇してくださった皆様、ありがとうございました。


初めての方には、イコウェルすみたの施設や取り組みを知ってほしく、普段使っていただいている方には、新たなつながりや気づきを提供したく、オープンイコウェルを開催しました。おかげさまで、初めて来所された方もおり、参加者同士が交流する機会にもなり、うれしいつながりが生まれました。


「なえうぇる鉢上げ体験会」では、クリやヤマモミジなど、合計8種類の苗の鉢上げをお手伝いいただきました。参加者からは、普段やることがない作業で初めて体験したが、非常に興味深く、ためになった、との感想をいただき、苗の里親にもなってくださいました。




「すみた仕事図鑑」は、住田町やその周辺のお仕事やそこで働く人に焦点を当て、知っているようで知らない仕事の詳細ややりがいなどを掘り下げていく新企画です。


28日は、ありす畜産の水野充さんに登壇いただきました。聞き手として、住田町公認SNSアカウントである「ハロー!住田町」を運営する留場真紀子さんにお願いしました。

町外からも買いに来るなど、町内外にファンが多い町産の豚肉「ありすぽ~く」ですが、豚さんの性質から、そのおいしい豚肉を生み出す環境や品質管理をはじめ、生産者が勧めるおいしい豚肉の調理方法など、さまざまな観点からお話しいただきましたが、水野さんの豚さんへの愛情があふれまくる表情が、とても印象的でした。これだけの愛情が注がれれば、そりゃあおいしくなるだろう、と納得のいく内容でした。以前の養豚のイメージとは現在は大きく変わっている点も、新発見でした。参加者の多くは、この後、直売所であるイーガストすみたに立ち寄られたようですね。




29日は、遠野市在住のグラフィックデザイナー、阿部拓也さんに登壇いただきました。聞き手は同じく留場真紀子さんです。


一般的にきらびやかなイメージを持ちがちな「デザイナー」というお仕事ですが、遠野市で活動するには、もちろんプロダクトのデザインもしますが、時には売り子や掃除、人生相談など、クライアントのお手伝いをいろいろとしながら、じっくり時間をかけクライアントとの距離を詰めた後に、依頼されたデザインの本質をつかむことが重要とのことでした。都市と地方とで仕事の仕方が異なるそうです。今の地方でのやり方がしっくりくるという阿部さんは、もう都市での仕事には戻れない、という話も、面白かったです。



お二人のお話は、ここには書ききれないほど、興味深い内容であふれておりました。いずれ、図鑑のようにアーカイブして、公開する予定でおりますのでそれまで、お待ちください。ほかの仕事についても、紹介する機会を予定していきたいと思いますので、我こそは、という事業者の方々もお待ちしております。

「イコウェルの「あしあと」と「次の一歩」」では、職員から昨年度の来場者数や取組実績を紹介し、参加者と共に今後の活動について、アイデア出しをしました。情報が届いていない、利用してみると良さがわかり、つぎも利用してみよう、と、関係者間でなるので、口コミ的に展開する方が良い、つながりのある人から数珠繋ぎにつながりを増やしていけると良いのでは、仮設住宅を再利用した施設で仕事ができる、という特徴をもっとアピールしたら差別化できるのではん、などご意見、アイデアをいただきました。

3年目に向けて、運営や企画に、いろいろと課題も見えたオープンイコウェルでしたが、多くの仲間と出会えた機会にもなったように感じています。参加者の皆様、登壇者の皆様、普段ご利用いただいている皆様、引き続き、イコウェルすみたをご活用いただくとともに、ともに運営していく協力者としても、ご支援いただきますようお願いいたします。

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開館時間

10:00~18:00

​休館日

月曜定休、年末年始

料金

見学・共用棟の通常利用無料
※共用棟の貸切利用・オフィス棟・滞在棟は有料となります

​住所

〒029-2311岩手県気仙郡住田町世田米字本町31-2

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